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銚子の恵み

この気候が、おいしいしょうゆをつくっていく。 ヤマサは創業以来ずっと、千葉県銚子の町でしょうゆをつくりつづけてきました。夏は涼しく、冬暖かく、湿度も高い、しょうゆづくりに適した気候のこの場所で、ヤマサはその色と香りと味を守りつづけています。

ヤマサは創業以来ずっと、千葉県銚子の町で
しょうゆをつくりつづけてきました。
夏は涼しく、冬暖かく、湿度も高い、
しょうゆづくりに適した気候のこの場所で、
ヤマサはその色と香りと味を守りつづけています。

親潮と、黒潮と、しょうゆづくり。

太平洋に突き出している千葉県銚子は、寒流の親潮と暖流の黒潮が沿岸でぶつかり合うために、夏は涼しく冬は暖かで、湿度も高い気候です。しょうゆづくりに欠かせない麹菌などの微生物がこの気候の中で活発に働き、しょうゆの発酵、熟成は進んでいきます。また、昔は利根川を使ってしょうゆを江戸に運び、その帰りに大豆や小麦を持ち帰ることができました。気候にも地の利にも恵まれたこの場所で、ヤマサはいまも、おいしさを守りつづけています。

変わらないおいしさを、今日もこの工場から。

しょうゆは、麹菌や乳酸菌、酵母などの微生物の力を借りてでき上がるため、温度や湿度などあらゆる環境に影響されて味が変わる、繊細な食品です。国内のヤマサしょうゆは創業以来ずっと、銚子の一工場のみで醸造。同じ場所、同じ環境で仕込みつづけることで、変わらない色、香り、味を今日までつくりつづけています。

しょうゆ発祥の地、和歌山から、製法を受け継いできたヤマサしょうゆ。

鎌倉時代、紀州由良(現在の和歌山県日高郡)の僧が、味噌の製法を村民に教えている時に間違えて水分を多く仕込んでしまったけれど、上澄みを舐めてみたら非常においしかった。その偶然が、しょうゆの始まりだという説があります。その後、しょうゆ発祥の地のその製法を学んだヤマサの創業者、初代濱口儀兵衛がそれを千葉県銚子に持ち込みました。銚子の気候は、紀州に似てしょうゆづくりに適しており、ヤマサは銚子でそのおいしさを磨きつづけてきました。