浜口陽三は、1909年にヤマサ醤油株式会社の先々代の社長、濱口儀兵衛の三男として和歌山県に生まれました。生家は、1645年以来お醤油造りを続けてきましたが、陽三は家業を離れて東京美術学校(現東京藝術大学)の彫塑科に入学しました。1930年には大学を中退してパリに渡り、油彩、水彩、銅版画など幅広い創作活動を行います。第二次世界大戦により帰国し、戦後の1948年頃から本格的に銅版画の制作を始めます。
今週からアメリカ、ミネソタ州にあるミネアポリス美術館にて、浜口陽三展が始まります。
And more by more they dream their sleep: Mezzotints by Yōzō Hamaguchi
November 27, 2024 – July 20, 2025
チャールズ&ロビン・シトリン、ビル&ロバータ・スタイン夫妻から寄贈された版画を展示し、浜口がいかにして日常的なものを不思議なものに変えたかを探ります。
Minneapolis Institute of Art
2400 Third Avenue South, Minneapolis, MN 55404
東京新聞朝刊文化欄「杉全美帆子の読み解きアート」(11月12日)に現在の展覧会を紹介していただきました。
紙面に書ききれなかったイラストレータ杉全さんのこぼれ話は、こちらからご覧になれます。
http://sugimatamihoko.cocolog-nifty.com/
12 月 |
2日、9日、展示替休館:16日~31日 |
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