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お箸のいろは

とても身近なお箸のいろはをご紹介!
アジア人ならではの調理器具の箸。
何気なく毎日私たちの生活の中で使っていますが色々な種類があるのをご存知ですか?

色々なシーンで使い分ける箸のいろはをご紹介します。

HOW TO

STEP 1
お箸の選び方
お箸の選び方にはいくつかの目安があります。長さ、太さ、重さ、箸先の形、素材などです。
長さは利き手の親指と人差し指で直角に矢印を作り、親指の付け根からひとさし指の先の間の長さの1.5倍が適当な長さの目安ですが太さや重さも個人差があるのであくまでも目安でしっくりくるものが良いでしょう。

STEP 2
洗い方としまい方
ポピュラーなのが塗りや木の箸。漆器と同じように使っていると塗りがはげたり、傷がついたりしてしまいます。長時間水に浸しておくのも傷みの原因に。柔らかいスポンジで洗ってよくすすぎ、よく乾かせば十分長持ちします。引き出しなどに寝かせてしまうと、乾燥が不十分だったり、引き出すときに箸がひっかかって折れたりということもあるので箸立てに立てて収納することをおすすめします。
写真は沖縄の赤黄箸というもので沖縄では昔から食堂などに必ずと言っていいほど置いてある箸。割り箸と同じ役目ですが使い捨てではありません。

STEP 3
アジアのお箸
箸を使う国、そのほとんどがアジアにあります。箸をみると国際交流のようでうれしく思えます。
素材も木、竹、陶器、金属製、プラスチックと様々です。
写真の左端と4本目は日本の箸。物がつまみやすいように箸先が細く仕上がっています。左から5本目と8本目は中国の箸で長く、箸先がとがっていないのが特長で、素材は陶器やプラスチック、竹や木で、高級な箸ほど重たい(銀や翡翠)という傾向があります。左から6本目は韓国の箸で日本よりも短く細いのが特長です。冷麺などを食べるときによく見かけませんか?ステンレス製が一般的で高級な箸は金や銀で作られています。 左から7本目は、東南アジアの箸で、様々な彫り物が施されます。箸ケースはロンタル(やしの葉)でできています。
欧米人の間でも箸を使えることがステータスになっているそうです。私たちも正しい知識とお箸の文化を大切にしていきたいですね。

STEP 4
お箸の友
箸には箸置き。普段食卓で使っていますか?
箸置きにも春夏秋冬があり、季節によって使い分けられます。
春にはさくら、えんどう豆、パステルカラー、夏にはガラスや竹細工、秋にはイチョウやどんぐり、冬にははねつき、金銀素材のものと行事などとからめたモチーフなど様々です。
お気に入りが見つけられると楽しいですね。