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折敷でセンスアップ

「折敷使い」をマスターしよう。
塗りなどにある丸や角の「折敷」。
一見「折敷」は「お盆」と同じように見えますが、ちょっと違います。
お盆に比べ折敷はお膳(テーブル)の格を上げ、全体の雰囲気をより華やかにします。
今回はお正月風の折敷使いを紹介します。

HOW TO

STEP 1
これが「折敷」と呼ばれているもの。形は半月、扇、丸、変形と様々です。普通は脚付のものを膳、脚がないもので専ら会席に使用するものでふち高でないものを折敷と呼びます。お盆よりもきちんとした、1段格上の印象を与えます。器を入れ込んだりして、ランチョンマットのようにも使えます。
器を載せる場合は、傷も付きやすいので器の底はヤスリなどをかけ、確かめてから載せましょう。

STEP 2
こちらは「お盆」これも形、大きさは様々です。
「折敷」との大きな違いは浅い縁があり、もともと物をのせて運ぶもの。
しかし、小型のものは折敷と同じ様に盛りつけ皿として、お椀などの一品物をのせる折敷としても使われることがあります。

STEP 3
お正月ならではのおせち料理。お重に詰めるのももちろん正統派で上品ですが、折敷に盛り付けると、市販の物でもおもてなし風に見えませんか?
小さめの折敷なら銘々に盛りつけてお客様にそのまま出せます。1セット持っていると便利ですね。

STEP 4
普段着感覚で「折敷使い」を。色々試すことからアイデアが生まれたりするものです。白いカップをのせてスコーンと一緒にティータイムなんていかがでしょう。和風のものだけでなく、こんなカジュアルなしつらえに とり入れてみてはいかがでしょう。