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保存食入門には、しょうゆ漬け
手軽に始められる保存食といえば、にんにくやしょうがのしょうゆ漬け。にんにくは半分に切って、できればしんを取りのぞきます。しょうがはよく洗ってから皮つきのまま薄切りに。どちらも密閉容器に入れ、かぶるくらいまでしょうゆを加えるだけ。翌日から、しょうゆごと料理に使えて重宝します。
さらに1週間ほどおくと、うまみや香りがしょうゆに移り、風味もなめらかに。焼き飯の味つけ、かつおのたたき、から揚げの下味や青魚の煮ものにと、幅広く利用できます。
ひとことメモ
保存用の容器は中身がわかるガラス製で、密閉できるものがおすすめ。使う前に煮沸消毒しておくと、食材がいたみにくくなって安心です。沸騰した湯に1〜2分つけ、やけどに気をつけてトングなどで取り出します。清潔なふきんの上にのせ、乾かしてから使いましょう。
乾物を使って、アレンジ保存食
ひじきや桜えび、いりごまなどの乾物は、もともと保存がきく食材ですが、少しだけ残ってしまうことがありますね。そんなときは、数種類を組み合わせて「ふりかけ」を作ってみませんか。フライパンでから炒りしてから、塩や砂糖で味つけをし、細かくつぶせばでき上がり。かくし味に少量のカレー粉を加えるのもおすすめです。
白いご飯に合うのはもちろん、ゆでたほうれん草などの青菜のあえものとも相性抜群。乾燥剤を入れた密閉容器に入れ、2週間くらいをめどに使い切りましょう。
ひとことメモ
乾物を利用したふりかけは、ビニール袋に入れ、全体をめん棒でたたいて細かくします。素材どうしがよくなじむと同時に、調味料もよくからみ、味が均一になります。フードプロセッサーを使ってもよいでしょう。
保存や常備できるものは私たちの強い味方ですね。今回は簡単にできてごはんにも合う野菜を活用した漬け物のご紹介です。
野菜の皮のめんつゆ漬け   かぶの白だし漬け
野菜の皮のめんつゆ漬け 普段、捨ててしまいそうな皮や、茎、葉も昆布つゆにつけて活用します。そのままはし休めとして食べたり、刻んで混ぜてご飯の具にしたりと、使い方も広がります。 かぶの白だし漬け 手軽にできる漬け物です。かぶは歯ごたえが残るように、くし形切りにします。日がたつにつれてしんなりとしてきます。わさびはとびやすいので食べる時にお好みでたしても良いでしょう。
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ヤマサ昆布つゆ
ヤマサ昆布つゆ白だし