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紀州から銚子へ

紀州から銚子へ

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紀州から銚子へ

醤油の元となるものを作ったのは、鎌倉時代、紀州由良(現在の和歌山県日高郡)の興国寺の僧であった覚心だといわれています。覚心が中国で覚えた径山寺味噌の製法を紀州湯浅の村民に教えている時に、仕込みを間違えて偶然出来上がったものが、今の「たまり醤油」に似たものだったのです。 ヤマサ醤油を創業した初代濱口儀兵衛は、醤油発祥の地である紀州湯浅の隣りの広村(現広川町)の出身。濱口家の家長は代々、紀州広村にある本家と銚子を行き来していました。

ヤマサ醤油のはじまり

ヤマサ醤油のはじまり

初代濱口儀兵衛が紀州から銚子に渡り、ヤマサ醤油を創業したのは1645年(正保2年)です。 新しい漁労法で大成功をおさめて銚子外川港を作った、同じく紀州出身の崎山次郎右衛門という人物に刺激されて銚子での商売を始めたのではないかといわれています。以来、ヤマサ醤油は創業から3世紀半以上、途中若干の起伏盛衰はありましたが、12代に渡り品質の高い醤油を作り続けてます。 同時に、銚子は気候が醤油作りに最適な紀州とよく似ていることもあり、漁業だけではなく醤油の町としても発展していきました。

時代

初代

1603年に江戸幕府が開かれ、1615年の大阪夏の陣で豊臣方が敗れて以来、名実共に文化・政治の中心は江戸に移っていきました。
ヤマサ醤油は、江戸幕府誕生のほんの42年後に、千葉県は銚子の地で創業しています。
江戸という町が大きくなっていくのと歩調をあわせ、ヤマサ醤油は醤油という日本独特の味を人々に提供し続け、食文化の発展に貢献していくことになります。

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