浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント 2023年11月25日(土)~2024年2月25日(日)

展覧会情報
会期

2023年11月25日(土)~2024年2月25日(日)
★冬季休館 2023年12月11日~2024年1月5日

開館時間

11:00〜17:00 土日祝は10:00~(最終入館閉館30分前)
〈ナイトミュージアム〉毎月第1・3金曜日20:00まで開館

入館料

大人 600円 大学、高校生 400円 中学生以下 無料

展覧会関連イベント

銅版画メゾチント体験教室

【講師】 江本創(アーティスト)
【日時】12/3(日)午前の部/10:00-13:00 午後の部/14:00-17:00
【参加費】1,800円+入館料【定員】各回10名
【持ち物】12×7.5cmの下絵、汚れてもよい服装またはエプロン
【お申込】11/25(土)12:00より電話にて受付

読書会「ワセダミステリ・クラブと語るメゾチントと三小説」

本展で紹介する3つの小説の読書会です。事前にテーマとなる小説をお読みいただき、当日は皆様と感想や意見交換会を行います。浜口陽三の作品を眺めたり、メゾチントで使用する道具に触れたりしながらお話ししましょう。お気軽にご参加ください。

読書会「ワセダミステリ・クラブと語るメゾチントと三小説」

本展で紹介する3つの小説の読書会です。事前にテーマとなる小説をお読みいただき、当日はサークルメンバーと感想や意見交換会を行います。浜口陽三の作品を眺めたり、メゾチントで使用する道具に触れたりしながらお話ししましょう。お気軽にご参加ください。

~ワセダミステリ・クラブ~
ミステリ・SF・ファンタジー・幻想文学・怪奇小説などを中心とする、
早稲田大学公認の総合文芸サークル。1957年に江戸川乱歩を顧問に迎えて発足し、
翌年1958年より会誌『PHOENIX』の発行を始める。北村薫をはじめとする小説家、
評論家、編集者を多数輩出している。

【テーマと日時】いずれも閉館後の17:10-18:40
①1月27日(土)
『銅版画』M・R・ジェイムズ 南條竹則 訳
(『消えた心臓/マグヌス伯爵』光文社古典新訳文庫より)
②2月3日(土)
『ターン』北村薫(新潮文庫刊)特別ゲスト:北村薫 氏
③2月10日(土)
『七星天道虫』塚本邦雄(『夏至遺文 トレドの葵』河出文庫より) 
特別ゲスト:塚本靑史 氏(歴史小説家)

【受付と参加費】
1月7日(日)
12時から電話にて随時受付。各回80名まで。入館料のみ。見学だけでも大歓迎です。

浜口陽三(1909~2000)は、20世紀後半に活躍した芸術家です。カラーメゾチントという新しい技法を開拓し、柔らかな奥行と静けさのある色彩表現を生み出しました。

銅版画の中でも、とりわけメゾチントは、日本でなじみが薄い技法の一つですが、一度目にすると忘れられない独特の風合いがあります。

この展覧会では浜口陽三の作品と共に、メゾチント作品を題材にした小説を紹介します。イギリスの作家、モンタギュー・ローズ・ジェイムズ(1862-1936)の怪談『銅版画』、北村薫(1949-)の時をめぐる小説『ターン』、歌人でもある塚本邦雄(1920- 2005)の絢爛な短編小説『七星天道虫』です。

版画作品は、それぞれの時代の空気を帯びて、小説の中にかけがえのない存在感を放ちます。文学におけるメゾチントの感触を、浜口陽三のメゾチント作品と共にご鑑賞ください。


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