室町 砂場 赤坂店

  大坂屋砂場の系譜より、暖簾を得て、初代は幕末、高名輪・魚藍坂に独立。後に、明治二年日本橋の現在地に移転し、店を構える。 以前は「石町」と呼ばれ、戦後の町名変更により、「室町砂場」となる。昭和三九年には赤坂に支店を構え、現在、二店舗でお引立て頂いている。五代目が当主を務めるが、赤坂店も又創業家家族が責任を持って切盛りしている。本支店共にご好評頂けているのはそのせいかもしれない。
日本橋本店は、昔から大店で四九年改築後も二階には宴席ご予約をお受けする座敷を配し、一階は天井高く広々した客席で内庭を横目にお召し上がり頂ける。
赤坂店は、木造二階建の数寄屋造りで逆に小ぢんまりした中に良い風情を残している。そばは、二種類。風味あるやや黒味がかった麺を“もり”粒子の細かい更科粉で打った上品なものを“ざる”としてお出ししている。
芝海老と小柱の掻き揚げの「天ざる・もり」や玉子焼きなど、昔ながらの味を維持している。


老舗の守破離

  • 先人の良い店と勉強させていただきます。

店舗情報


店名室町砂場赤坂店
電話番号03-3583-7670
FAX
住所東京都港区赤坂6-3-5
営業時間 【平日】午前11時~午後8時迄(L.O.午後7時30分)
【土】 午前11時より午後7時まで(L.O.午後7時)
定休日日・祝
客席数25席