銅版画の地平Ⅴ 永遠の交響詩 展 浜口陽三、中林忠良、清塚紀子、安藤真司、宮井里夏、白木ゆり 会期 2007年7月7日(土)~9月30日(日)

銅版画の地平Ⅴ 永遠の交響詩 展 浜口陽三、中林忠良、清塚紀子、安藤真司、宮井里夏、白木ゆり 会期 2007年7月7日(土)~9月30日(日)  休館日/月曜日・夏季休館 2007年8月9日(木)~2007年8月23日(木) 夏季休館をはさんで一部展示替予定

オープニングトークセッション銅版画体験教室展示作品より
 浜口陽三を軸に、銅版画の可能性を探る企画展「銅版画の地平」シリーズは、今年5回目を迎えました。記念すべき今回は、戦後の版画界をリードしている銅版画作家・中林忠良氏を顧問にお迎えしました。銅版画の原点に立ち戻り、木版画や石版画では表せない、銅版画ならではの深遠な表現を、中林氏をはじめ、現代に活躍する5人の銅版画作家の作品を通して紹介いたします。

 銅版画の内包する表現力は、夜空のように広く、果てがありません。その中でも象徴的な題材である、時を越えたテーマ、崇高なモチーフを得手とする点は、他の技法にない特色といえるでしょう。銅板は作家の思想を受け、形にならないような遠く遥かなもの、人智を超えた運命的なものまで、無尽蔵に映し出します。そして観る人を、作品の奥、目には見えないところまで引き込んでゆきます。

 かつて浜口陽三は、メゾチントという技法と出会い、身近な静物を永遠の闇の中に表現しました。現代の銅版画作家たちも、それぞれの思索の冒険を試み、しみいるような深いところへ、或いははるか遠いところへと私達をいざないます。
 銅版画界を牽引する中林忠良の哲学的な転位シリーズ、宇宙時代にふさわしい清塚紀子の航跡、安藤真司の動植物の命、白木ゆりの音楽、宮井里夏の光。
 これら天界のスケールを秘めた作家達の、近年の作品をお楽しみください。

オープニングトークセッション
■2007年7月7日(土)14:00~15:30

オープニングトークセッション
『銅版画の魅力』
出演:出品作家:中林忠良、安藤真司、宮井里夏、白木ゆり
司会:中林忠良(銅版画家)
会 場  :  ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
定 員  :  80名
お申込み  :  事前予約を電話かファックスでお申込みください
電話03-3665-0251
FAX03-3665-0257
参加費  :  500円+入館料
レセプション  :  同日 15:30より


銅版画体験教室
■7月21日(土) 14:00~17:00

講師:江本創
終了しました
■9月22日(土) 14:00~17:00

講師:江本創
募集は終了しました


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