浜口陽三展 あるかがやき ―森芳雄の作品とともに             Yozo Hamaguchi Exhibition A Sparkle – with the Works of Yoshio Mori 2018 年4 月27 日(金)~ 7 月22 日(日)

展覧会情報
会期

2018 年4 月27 日(金)~ 7 月22 日(日)

休館日

月曜日(4/30、7/16 は開館)、5/1(火)、7/17(火)

開館時間

11:00 ~ 17:00(最終入館16:30、土日祝は10:00 開館)

入館料

大人 600 円 / 大学・高校生 400 円 / 中学生以下 無料

展覧会関連イベント

ナイトミュージアム

会期中の第1・3金曜日(5/4、 5/18、 6/1、 6/15、 7/6、 7/20)は
20:00まで開館。(最終入館、カフェラストオーダーともに19:30)

銅版画・モノクロームメゾチント体験教室

一回の実習で製版から刷りまで行い、ポストカード大の作品を完成させます。
初めての方でも無理なく参加いただける、初心者向けの教室です。
講 師|江本 創(アーティスト)
日 時|【A】6月3日(日)【B】6月4日(月)【C】7月27日(金)【D】7月28日(土)
*時間は【A】は【午前】10:30 - 13:30のみ、【B】【C】【D】は【午前】10:30 - 13:30【午後】15:00 - 18:00からお選び下さい。
定 員|各回12 名
持ち物|下絵(サイズ12×7.5 ㎝)、汚れてもよい服装またはエプロン
参加費|【A, B】入館料+1,800 円(材料費込)
    【C, D】1,800 円(材料費込)
申 込|5 月8 日(火)12:00 より電話にて受付開始 (先着順)
※お申込は初めての方優先となります。
※お申込後、開催直前でのキャンセルはご遠慮ください。
※【C】7 月27 日(金)【D】7 月28 日(土)は展覧会会期終了後の開催となります。展示作品はございませんので、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

展覧会会期終了後の特別イベント ガリ版の魅力を体験しよう!

 ※いずれの日程も展覧会会期終了後の開催となります。展示作品はございませんので、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

手書きのあたたかな線を印刷できる*「ガリ版」。
絵や文字をかく感触や音、インクのにおいなど、五感で楽しめます。
全6回のコースからお申込みください。夏休みの自由研究などにもいかがでしょうか。
*ガリ版:正式名は謄写版(とうしゃばん)。30 年前まで身近だった印刷方法のひとつ。愛称は、削る時に「ガリガリ」と音がすることに由来。

講 師|玉村 塔(謄写堂・TOUSHADO/デザイナー)
日 時|① 7月24日(火)「絵を描こう」
    *はがき大の紙に、夏を描きましょう。
     暑中見舞いや絵日記の1ページにも使えます。
    ② 7月25日(水)「ことばを書こう」
    *はがき大の紙に、詩や自分の名前など
     好きなことばを手書きで書きましょう。
     (左右反転のないことがガリ版のいいところ!)     
    ③ 7月26日(木)「ブックカバーをつくろう」
    *文庫本サイズのオリジナルカバーをつくりましょう。
【大人のじかん】① ② 18:30 - 20:00 ③10:30 - 12:00
【こどものじかん】 各日 14:00 - 15:30
定 員|各回10 名 
持ち物|汚れてもよい服装またはエプロン
参加費|1,000 円(材料費込、お茶付)
申 込|6 月20 日(水)12:00 より電話にて受付開始 (先着順)

※【こどものじかん】お子さまの年齢は、ボールペンで線が描ければ特に年齢制限はございません。必ず保護者の方ご同伴でお申し込みください。
※絵柄は1 人1 点の制作となります。

浜口陽三(1909-2000)は20 世紀後半、パリを拠点に活躍した銅版画家です。
ピカソやクレーなどを扱うベルグリューン画廊と出会い、国際的なコンクールで次々と受賞を重ねました。
深みのある黒を基調にした作品は、いつまでもその前でたたずんでいたくなるような、穏やかな静けさをたたえ、鑑賞者を魅了して止みません。
浜口が本格的に銅版画の制作を始めたのは1950年頃です。同じ自由美術家協会の一員だった洋画家・森芳雄(1908-1997)のアトリエを間借りして、慣れない版画と向き合う日々を送りました。つかの間ではありましたが、浜口が芸術家として開花する時代を共にした森芳雄との交流を、本展では紹介します。浜口陽三の銅版画他約50 点と、森芳雄の油彩画6 点、素描や資料による構成です。
戦前のパリで芸術を学び、戦後には新しい美術をつくりだそうと切磋琢磨した二人。共に抱いた芸術への崇高な憧れを感じていただけたら幸いです。


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