しょうゆ合わせ米麹は、しょうゆに米麹を合わせ、発酵・熟成させた合わせ調味料です。ご存じのように、そもそもしょうゆ自体が、うま味をしっかり持った万能調味料。甘味、酸味、塩味、苦味、うま味といった５つの味（五原味）をバランスよく持ち、なんとも言えない香りがあって、食材や料理のおいしさを引き出してくれます。一方の米麹、こちらは、蒸し米に麹菌を上手に繁殖させて作られたもの。米のでんぷんの分解由来のほのかな甘みと、麹菌が生み出す酵素を持っています。
　この２つが合わさった「しょうゆ合わせ米麹」は、風味豊かなしょうゆの味わいと特徴をベースに、米麹が加わることでさらなるうま味とコクを持ち合わせます。また、酵素の働きで、たとえば肉をやわらかくしたり、食材からさらなるうま味を引き出したりと大活躍。ちょっと使うだけで、いつもの料理がグンとおいしく、そんな魅力的な調味料です。

　しょうゆには、うま味成分のグルタミン酸が多く含まれています。
ここに米麹由来のうま味が加わることで、さらにうま味が深まることは言うまでもありません。しょうゆを使っている分、同じく米麹を使った合わせ調味料、塩麹よりもうま味がたっぷりあります。

５つの味の要素がバランスよく含まれたしょうゆに、さまざまな酵素とほのかな甘みを持つ米麹が加わり、発酵・熟成することで、うま味とコクが豊かなしょうゆ合わせ米麹が生まれる。