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2008年2月20日

インターネット調査報告「健康診断と食習慣に関する意識調査」

 

「健康診断と食習慣に関する意識調査」
~健康診断を受診したことがある20歳以上の男女416名を対象にアンケートを実施~

■健康を自己管理する独り身男性に対し、
 妻や恋人のいる男性はパートナー任せの傾向。

独り身男性の31.7%が「味付けを薄めにする」ことが重要と答えたのに対し、妻や恋人のいる男性は23.0%にとどまる。一方、女性は独り身(53.5%)より夫や恋人のいる(60.6%)方が、「味付けを薄めにする」ことが重要と回答。

■食べる量はゆずれない?
 食習慣の改善は、「量」を維持しつつ「質」の改善で。
食習慣の改善には「量を減らすこと」が重要と回答した人が17.3%にとどまる一方で、「規則正しく三食を食べる」(57.2%)、「よく噛んで食べる」(52.4%)など、「質」の改善を重視する傾向が見受けられた。

■スタート直前で注目の特定健診、でも一般への浸透はまだこれから?
生活習慣病の予防を目的に2008年4月から始まる特定健診を知っていたのは半数以下の37.0%。

 ヤマサ醤油株式会社では、今年4月から生活習慣病の予防を目的に開始される特定健診にさきがけ、2008年1月11日(金)~12日(土)、これまでに健康診断を受診したことがある20歳以上の男女416名(男性208名/女性208名)を対象に、「健康診断と食習慣に関する意識」についてインターネット調査を実施しました。

 その結果、健康のための食習慣について、妻や恋人のいない独り身の男性の方が、妻や恋人のいる男性よりも、「味付けを薄めにする」ことが重要だという意識を強く持っていました。一方、女性は夫や恋人のいる女性の方が、独り身の女性よりも高い意識を持っていることが分かりました。この結果から、気遣ってくれる相手がいない独り身の男性は、健康を自身で管理しなければいけないという危機意識を抱いているのに対し、妻や恋人のいる男性は気遣ってくれるパートナーの女性の優しさに甘えている状況が推察されます。

 食習慣の改善について、重要だと思う事項を尋ねたところ、「食べる量を減らす」17.3%に対し、「規則正しく三食を食べる」57.2%、「よく噛んで食べる」52.4%など、「質」の改善に関する項目に総じて高い意識が見られました。これは、食べる量は気にせずに食習慣の質を改善することで、健康を維持したいという意識を投影していると考えられます。その他、2008年4月に開始を控えた特定健診を知っていた人は37.0%に過ぎず、一般への浸透はまだこれからといった興味深いデータも抽出されました。


「味付けを薄めにする」意識、男性は妻や恋人がいない方が、女性は夫や恋人がいる方が高い。女性の気遣いに甘える男性と、自分で自分の身を守る独り身の男性!

 食習慣の改善について、「味付けを薄めにする」ことの重要性について質問したところ、妻や恋人がいない男性の31.7%が「とても重要だと思う」と回答したのに対し、妻や恋人のいる男性は23.0%にとどまりました。一方、夫や恋人のいる女性の60.6%が「とても重要だと思う」と答え、夫や恋人のいない女性(53.5%)を上回りました。この結果から、妻や恋人のいる男性はパートナーの気遣いに甘えているのに対し、気遣ってくれる相手のいない独り身の男性は「健康を自身で管理しなければいけない」という危機意識を抱いていることが見受けられます。

食生活の改善について


食習慣の改善について、「食べる量を減らすこと」が重要と回答したのは17.3%。 一方、「質」の改善に関わる項目の数値は高く、「量」を維持しつつも食習慣の「質」の改善は重視する傾向。

 食習慣の改善に関わる事項ついて、それぞれの重要性を尋ねたところ、「規則正しく三食を食べる」57.2%、「よく噛んで食べる」52.4%、「ゆっくりと食べる」43.3%、「味付けを薄めにする」42.3%と、「質」を改善する項目について、「非常に重要だと思う」と回答した割合が高かったのに対し、「食べる量を減らす」という回答は17.3%と低く、食事の「量」は維持しつつも、食習慣の「質」を改善することで健康を維持したいという傾向が見受けられました。

食生活の改善について


特定健診(メタボ健診)が2008年4月から開始されることを知っていたのは、半数に満たない37.0%。 浸透はこれから?特定健診の認知は意外に低い数値・・・

 2008年4月から糖尿病などの生活習慣病の予防を目的に開始される、特定健診について知っているかを尋ねたところ、「知っている」と回答したのは、半数に満たないわずか37.0%にとどまりました。世代別に見ると、50代以上の女性の55.8%が「知っている」と回答しましたが、40代女性の67.3%をはじめ、40代男性の59.6%、50代以上男性の55.8%が「知らない」と答えるなど、特定健診の対象となる世代の認知度が意外に低いという結果が見受けられました。

メタボリックシンドローム 特定検診


今回の特定健診開始をきっかけに、「食習慣の改善に取り組みたい」と過半数を大きく超える8割が回答。

 今回の特定健診開始を機に、「食習慣の改善」に取り組んでみたいかを尋ねたところ、「強く思う」23.1%、「やや思う」56.0%と、79.1%が食習慣の改善について取り組みたいと回答しました。

特定診断 スタート きっかけ