美術館通信 vol.1 トークセッション「現代銅版画の可能性」 2006年1月14日(土)


ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは浜口陽三の作品展示とともに、さまざまな関連プログラムを通して、アートの楽しみ方を提案しています。Sunday Concertは、音楽と絵画の調和による新しい鑑賞の機会をご案内するもので、今回で三回目となります。かつて浜口陽三は下町を好んで描き、その情景のモダニズムはのちにフランスに渡って開花させた銅版画世界の予兆だったと言えます。墨田に拠点を置く新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターが奏でる音色は、多彩な色を紡ぐように描いた浜口陽三作品の限りない魅力をあま


「現代銅版画の交差路」展の関連イベントです。銅版画は現代美術の中でどんな可能性を秘めているのか、司会に毎日新聞社の記者・石川健次さんを迎え、企画展出品中の作家5名が勢揃いして、それぞれの想いを語りました。
ひとくちに銅版画といっても、素材、性質、技法、表現について作家の捉え方はまちまちです。自由で真摯な取り組みが、今後も新しい銅版画を生みだしてゆくことでしょう。トーク内容を一部紹介いたします。

 

 


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