1*ルーツは「醤」2*しょうゆの誕生3*しょうゆの商品化4*しょうゆの発達5*しょうゆの裏ばなし
 
5*しょうゆの裏ばなし
しょうゆの裏ばなし
うなぎのかば焼きの香りは、銭の音
初の国産ソースはヤマサ「ミカドソース 」
ヤマサは、創業1645年。
ヤマサマークの「上」の意味
容器の変遷
容器の変遷
 しょうゆの販売用容器は、長い間、木製樽が主流でした。これが使われ始めたのが室町時代以降。それ以前の鎌倉時代には、陶器の貸しツボや竹筒が使われていたようです。もっと古く、物々交換時代には、各自が容器を持参し、持ち帰っていたと思われます。
さて、江戸時代になると、しょうゆの取引も盛んになり、木製樽とともに、陶磁器製の徳利(とっくり)が併用されるようになります。明治、大正とこのような状態が続きました。
大正時代には新たにガラス瓶が登場します。大正13年には、わが国のメートル法採用にしたがい、従来の一升瓶に代わって二リットル瓶が作られました。また、缶がまず大正9年に輸出用として現れ、大正14年に国内用缶が生まれました。
昭和10年ごろには、樽は瓶に追いつかれ、昭和40年代にはとうとう姿を消してしまいます。そのころからプラスチック容器が出現し、現在全盛時代を迎えています。
昭和36年には、すぐに使えて詰め替えなくてすむ卓上瓶が登場しています。なお、缶は第二次大戦による鉄材不足で姿を消していましたが、昭和30年代に再現されています。
明治以前に使用された容器の種類(「守貞漫稿」から)
容器の種類
1. 江戸貸陶貧乏徳利
2. 京阪貸陶
3. 江戸酒屋の貸樽
4. 京阪酒屋の貸樽
5. 指樽(さしだる)
6. 提樽(さげだる) または
角樽(つのだる)
7. 竹筒
8. 白鳥形瓶子
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