cAMP
はじめに / 特長 / 効能・効果 / 測定原理 / 包装単位・製品コード / 主要文献

はじめに
 1958年Sutherland.Rallらによって発見されたサイクリックAMPは、生体内に広く分布し、種々のホルモン作用の細胞内伝達物質としての細胞の代謝機能の調節、分泌、運動、神経の刺激伝達等に関与することが知られています。したがって、生体試料中のサイクリックAMPの測定は、生化学、薬理学等の基礎的研究分野のみならず、臨床医学の領域でもきわめて有用です。
 サイクリックAMPキット「ヤマサ」は、ラジオイムノアッセイ法により血中、尿中のサイクリックAMPを精度よく測定することを目的として開発された体外診断用放射性医薬品です。

特長
 血中及び尿中サイクリックAMP(adenosine 3',5'-cyclic mono-phosphate,cAMP)を、カラム処理など特別の前処理なしに精度よく直接測定することができます。

効能・効果
血中及び尿中サイクリックAMP量の測定

測定原理
 本法は、抗原抗体反応の特異性を利用した、ラジオイムノアッセイ法で、BF分離にデキストランチャコール法を用いたものです。すなわち一定量の標識抗原と非標識抗原(一定量の標準品あるいは未知量の検体)に抗体を反応させて生成した結合型(標識抗原抗体結合物、非標識抗原抗体結合物)と遊離型(標識抗原、非標識抗原)(図1)をデキストランチャコール法で分離し、結合型の放射能を測定して、結合率を求め、標準曲線を用いて検体中のサイクリックAMP濃度を読みとる方法(図2)です。

cAMP原理

cAMP測定方法


包装単位・製品コード
1キット 100テスト用
製品コード:YSI-7701

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主要文献
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1. 岡 博: 臨床検査20(13):1469,1976
2. Honma,M.,et al: BIOCHEMICAL MEDICINE 18:257,1977
3. Sato.T.,et al: Clinica chimica Acta 110:215,1981
4. 宇井理生、他: サイクリックヌクレオチドの体内動態−基礎と臨床:1983,医歯薬出版
5. 前久保博士、他: 最新医学36(5):998,1981
6. 岡 博: 最新医学40(2):345,1985
7. 大西俊郎: 肝臓26(4):435,1985
8. 山本通子、他: 日内分泌会誌58(9):1080,1982
9. 折茂 肇、他: ホルモンと臨床30(5):105,1982
10. 孫 孝義、他: 日内分泌会誌61(9):912,1985