TPO
はじめに / 特長 / 効能・効果 / 測定原理 /臨床的有用性/ 包装単位・製品コード / 主要文献

はじめに
 甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)は、甲状腺マイクロゾーム分画に対する主な自己抗体であり、その測定は自己免疫性甲状腺疾患の診断や病態把握に有用とされています。
 DYNOtest anti TPOキット「ヤマサ」は、固相競合法を採用しており、検体の前処理を必要とせず、直接検体中TPOAbを定量できます。また、試験管固相法のため、大量の検体処理にも適しています。

特長
・検体の前処理は不要です。
・血清、血漿のどちらでもサンプルとして測定できます。
・ヒト甲状腺由来の酵素活性を維持したTPOを使用しています。天然の構造を維持しているため抗TPO抗体を的確に測定できます。
・測定は1ステップ、インキュベーション時間は2時間±30分です。
・血清中のIgG、抗サイログロブンリン抗体、ならびにサイログロブリンの影響を受けません。

効能・効果
血清又は血漿中の抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体の測定

測定原理
本キットは固相競合法によって検体中のTROAbを測定します。
125I標識抗TPOモノクローナル抗体とTPOの複合体に対して検体中のTPOAbは、試験管に固相された抗TPOモノクローナル抗体と競合的に結合します。反応終了後試験管の放射能を測定すると、検体中TPOAb量が多いほどカウント数(cpm)は低くなります。
TPO原理

臨床的有用性
健常人109例、および橋本病84例、バセドウ病115例におけるTPOAb値の測定では、特異度93.6%、感度は橋本病で94.0%、バセドウ病で75.6%を示しました。


包装単位・製品コード
1キット 100テスト用
製品コード:YSI-7771

主要文献
1. Ruf J et al.: Clin. Chem. 34:2231,1988
2. Feldet-Rasmussen U.l: Clin. Chem. 42:160,1996