浜口陽三を軸に、銅版画の可能性を探る企画展「銅版画の地平」シリーズは、今年5回目を迎えました。記念すべき今回は、戦後の版画界をリードしている銅版画作家・中林忠良氏を顧問にお迎えしました。銅版画の原点に立ち戻り、木版画や石版画では表せない、銅版画ならではの深遠な表現を、中林氏をはじめ、現代に活躍する5人の銅版画作家の作品を通して紹介いたします。
銅版画の内包する表現力は、夜空のように広く、果てがありません。その中でも象徴的な題材である、時を越えたテーマ、崇高なモチーフを得手とする点は、他の技法にない特色といえるでしょう。銅板は作家の思想を受け、形にならないような遠く遥かなもの、人智を超えた運命的なものまで、無尽蔵に映し出します。そして観る人を、作品の奥、目には見えないところまで引き込んでゆきます。
かつて浜口陽三は、メゾチントという技法と出会い、身近な静物を永遠の闇の中に表現しました。現代の銅版画作家たちも、それぞれの思索の冒険を試み、しみいるような深いところへ、或いははるか遠いところへと私達をいざないます。
銅版画界を牽引する中林忠良の哲学的な転位シリーズ、宇宙時代にふさわしい清塚紀子の航跡、安藤真司の動植物の命、白木ゆりの音楽、宮井里夏の光。
これら天界のスケールを秘めた作家達の、近年の作品をお楽しみください。
■2007年7月7日(土)14:00〜15:30
オープニングトークセッション
『銅版画の魅力』
出演:出品作家:中林忠良、安藤真司、宮井里夏、白木ゆり
司会:中林忠良(銅版画家)
会 場
:
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
定 員
:
80名
お申込み
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事前予約を電話かファックスでお申込みください
電話03-3665-0251
FAX03-3665-0257
参加費
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500円+入館料
レセプション
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同日 15:30より
■7月21日(土) 14:00〜17:00
講師:江本創
終了しました
■9月22日(土) 14:00〜17:00
講師:江本創
募集は終了しました