English

秋刀魚(さんま)
秋といえば…幼い頃に近所の人が、玄関先で七輪に網をのせてさんまを焼いている光景が思い出されます。うちわでパタパタと扇げばさんまの脂が炭に落ちて香ばしい匂いとむせるような煙が広がっていきます。
キッチンでやると汚れたり、匂いも残ったりしますが炭火で焼く赤外線の火力はなぜかおいしく感じられます。これは炭のもつ遠赤外線の効果で、例えばガス火をうちわで扇ぐと風と一緒に火も流れてしまいますが、炭火だと赤外線は風に流れずしっかりさんまが焼けます。(扇いでいる時、手が熱くなるのもこの理由です。)これがじんわり香ばしく、中も外も焼きあげるおいしさの秘密なんですね。
焼き方はもちろんですが、旬のさんまをおいしくいただくにはまず、おいしいさんまを選ぶことから・・・。
おいしいさんまを選ぶポイント
  • 太っていて傷が少なく、お腹にはりがある。
    (魚は内臓から悪くなるのでかたいものが新鮮)
  • 黒目の周りがにごってなく、透明で澄んでいる。
  • 口と尾が黄色いものは脂が乗っていておいしい。
※目安にしてみてくださいね。
根菜・芋類・きのこ
秋の味覚の代表格のレンコンやごぼう、お芋、きのこ。
レンコンやごぼうは泥を落として皮を除いてとひと手間かかるイメージで敬遠されがちですが、香りがよく、歯ごたえもいいので旬の時にはぜひ食べていただきたい食材です。
秋の根菜を楽しむポイント
  • レンコンはずんぐりとしていて表面に水分があり、瑞々しいものを選ぶのが良いでしょう。
  • ごぼうは皮に風味があるので、たわしでこするぐらいにしておくと香りよく食べられます。
  • お芋の中でも遠ざかってしまいがちな里芋は泥を落とした後、ザルなどにあげ、乾かしておくと皮がむきやすく扱いやすくなり、ぬるぬるも気にならないので試してみて下さい。
  • 最近きのこは、一年中店頭に並んでいますが、旬の時には産直のものが並ぶことがあります。採りたては香りもいいのでついている汚れは布巾でさっと落とすぐらいにして使いましょう。
新企画最初のレシピは秋の食材とポン酢、つゆを使ったレシピです。秋の魚、さんまと鮭を使い野菜もたっぷり取れて、ご飯がすすむおかずにしました。秋の味覚をさっぱりとピリ辛の2品としてご紹介します。
揚げさんまのサラダ
揚げさんまのサラダ 秋にかけて脂ものって美味しくなるさんま。安くなる時期はなるべく活用したい食材ですね。焼くだけではなく揚げても美味しいさんま。しょうゆで下味をしっかりつけてカリッと揚げます。さっぱりヤマサ昆布ぽん酢で野菜と一緒にたっぷりといただきます。
詳細を見る
ヤマサ昆布ぽん酢
鮭と里芋、レンコンのピリ辛炒め
鮭と里芋、レンコンのピリ辛炒め これから芋や根菜が美味しくなる時期。面倒に思われがちな里芋の下処理も電子レンジを使うと簡単に済みます。
歯ざわりの良いレンコンと鮭と一緒に炒めたボリューム満点のおかずです。

詳細を見る
ヤマサ昆布つゆ