ヤマサ醤油

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伝統の「技」から新技術へ
こだわり[其の三]新技術
●江戸末期に幕府から「最上醤油」に選ばれ、いまに至ってもなお、その品質への追求はとどまることがありません。品質マネジメントシステムの国際標準規格‘ISO9001:2000’の認証を取得した体制とトレーサビリティ・システムで、製造から販売に至るまで、その品質を守り続けています。(※食品のトレーサビリティ・システムとは、生産・加工・流通などフードチェーンの各段階で、食品とその情報を追跡し遡求できるようにするシステムです。)
●1950年代になって、ヤマサの研究陣は、しょうゆ醸造でつちかった、こうじ菌などの微生物に関するたくさんの経験と知識をもとに、鰹節のうま味成分の5’-イノシン酸と、椎茸のうま味成分5’-グアニル酸を、生命の根源であるRNA(リボ核酸)を原料にして、工業的につくることに成功したのです。さらにこれらのうま味が昆布のうま味グルタミン酸ナトリウムと合せるとうま味が驚異的に増すという「味の相乗効果」を発見。かつては経験によって得ていたうま味は、ヤマサのうま味に対する熱心なこだわりから科学的に解明され、食の世界に大きく貢献することとなったのです。
●RNAやDNAは核酸と呼ばれ、生物の遺伝やたんぱく質合成に重要な役割を果たし、生命活動にとってなくてはならないものです。ヤマサは、この核酸を独自の酵素で分解してうま味成分をつくるという新しい技術を生み出し、さらに、今では、その技術を応用して、様々な核酸関連化合物を生み出すことに成功しています。これらは、様々な食品栄養の強化や、医薬品、診断薬などに利用され、今やヤマサは核酸の分野においては、その供給能力、生産技術、品質は世界のトップクラスという評価をいただいています。
「核酸関連サイエンス」や「バイオテクノロジー」という、新しい科学技術に対するチャレンジもヤマサのこだわりのひとつです。
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